はじめに
今回はこのような方を対象に記事を作成しました。
- 食品の販売をしているけど、届出が必要か分からない
- 食品衛生法改正について全く知らない方
- 届出業種が具体的にどんなものかわからない方
すでに、ご自身が届出が必要かどうか把握できている方は、実際に届出を行いましょう。
届出の方法:【解説】食品衛生申請等システムの届出の方法をわかりやすくまとめ | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
結論(全29業種あります!)
届出の対象者がどういった場合かを簡単に結論を言うと、
許可業種の対象でない方は原則すべて、届出が必要です。
具体的には厚生労働省では29業種を具体例として、届出業種を設定しています。
その具体例が上の表のものになります。
解説(かんたんに具体例を紹介)
販売業
販売業では、
- 八百屋
- 弁当をただ販売している営業
- 通信販売で食品を販売している方
- コンビニ・スーパー
などが具体例として対象になっています。
ここでの具体例を見る限り、やはり食品を販売している方は基本的に皆さん、届出が必要みたいですね。
製造・加工業
製造加工業の場合は、許可業種に該当しないかをまず注意する必要があります。
一応具体例として厚生労働省で述べられている製造加工業の届出業種は
- コーヒー豆を焙煎している方
- 調味料を製造している方
- 茶葉を製造している方
- 健康食品を製造している方
- 農産物に加工を加えている方(保存料を添加するなど)
以上が具体例です。
単なる販売業だと、基本的に許可の対象になることがほとんどですが、
直接食品に触れている製造加工業の場合は、許可対象になりやすいので必ず一度は、保健所に確認することをおすすめしています。
法改正前には許可業種だったもの
実は今回の法改正で、これまでは許可が必要だったものが、これからは許可なく届出だけで営業できる事となりました。
その業種が下の5業種です。
- 魚介類販売業(包装品のみ)
- 食肉販売業(包装品のみ)
- 乳類販売業
- 氷雪販売業
- コップ式自動販売機(自動洗浄・屋内設置)
上の3つ以外
ここまで紹介してきたもの以外にも、届出が必要な業種があります。
その業種がこちらです
- 移動販売を行う方
- 学校給食を自校式で運営している施設
- 合成樹脂を使用した容器を製造している方
- 露天や仮設で食品の販売を行う方(これは任意の届出だそうです)
- その他(ここまで紹介した中で対象となるものがない方)
最後の『その他』が入っているため、基本的に許可業種でない方はすべて届出が必要にになってきます。
届出対象ではない業種について
許可業種
許可業種に該当すると、そもそも届出ではなく保健所による実地調査のもと許可を取得する必要があります。
具体的な許可業種については別記事でまとめたり、詳しく解説したりしているのでそちらを参考にしてみてください。
許可業種一覧:【情報】食品衛生法改正 新しい営業許可業種の一覧表(早見表) | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
許可業種について解説:【解説】食品衛生法改正で新たに許可業種となるものまとめ | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
届出も許可もいらない業種
ごく一部ですが届出も必要とならない業種があります。
具体的には別記事で紹介しているのでそちらを参考にしてください。
届出不要業種をわかりやすく解説:【解説】食品衛生法改正で食品の届出がいらない業種 | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
まとめ
今回の記事をまとめると
- 許可業種に該当しない場合は、原則届出が必要になります。
- 製造加工業の方は許可がいるかどうかを始める前に一度保健所に確認しておきましょう。
さいごに
いかがでしたか?
本記事で、ご自身が届出が必要と判断出来たら、忘れる前に早速届出を行いましょう。
届出の方法:【解説】食品衛生申請等システムの届出の方法をわかりやすくまとめ | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
また本サイトでは、他にも食品の届出や許可について私が知っていることを紹介しています。
他にも知りたいことがございましたら、問い合わせやコメントで記入していただけたら記事を作成して回答します。
※画像は最近飲んだ美味なコーヒーです。(本サイトでも紹介しています。)
参考資料
厚生労働省チラシ:000739154.pdf (mhlw.go.jp)
届出業種の設定:000624120.pdf (mhlw.go.jp)
コメント
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[…] →届出業種にはどんなものがある? […]