【解説】賞味期限表示がいらない(省略できる)食品

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ポイント

  • 法令津で9種類の食品に関しては賞味期限を記載しなくて良いこととされている
  • この9種類は適切な保存がされていれば腐敗しにくい食品が選ばれている

はじめに


賞味期限が書いていない食品を見かけたりしたことはありませんか?

今回は「賞味期限の表示が義務づけられていない食品」を紹介していきたいと思います。

調べてみると、みんなが知っているような食品が賞味期限の表示が義務づけられていないものが多かったです。

是非本記事を参考にして食品事業者はご自身が製造している食品が賞味期限が表示が必ず必要なのかを調べる手がかりにしていただければと思います。

一般の消費者のかたは賞味期限が書いていない商品があったとしても、今回紹介した品目であれば、賞味期限が必要ではないものなので安心していただけたらと思います。

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本記事をオススメしたい方

  • 賞味期限の表示について知りたい方
  • 食品の表示を作成する方
  • 食品表示について知りたい方

解説

賞味期限表示が省略できる食品とは?

基本的に全ての食品には賞味期限や消費期限の表示が必須とされています。

しかし一部の食品に関しては省略して良いとされています。

その食品は主に食品としての変敗がしにくいものがほとんどで、

消費者庁のHPにある『食品表示基準Q&A』には明確に9種類の食品に関しては省略して良いと定められています。

その食品は以下の9種類です。

  • でん粉
  • チューイングガム
  • 氷菓
  • 砂糖
  • アイスクリーム類
  • 食塩及びうま味調味料
  • 酒類
  • 飲料水及び清涼飲料水

以上の9種類です。

これを見て分かるとおり、腐敗しにくい食品が該当しております。

9種類に該当していても賞味期限表示はしてもよい?

もし上記の9種類の食品に該当したとしても、

賞味期限の表示を行いたい場合は表示する事ができます。

しかし、表示をする際には表示をする理由やその期限を決めた科学的根拠を備えておく必要はあります。

賞味期限とは?

一応賞味期限についても解説しておきます。

賞味期限とは、適正な保存方法で保存した場合において、

食品の品質保持が十分に可能であると認められる期限を示す年月日のことです。

ただ『賞味期限』を過ぎた食品であっても、必ずしもすぐに食べられる訳ではありませんので、

それぞれの食品が食べられるかどうかについては消費者が個別に判断する必要があります。

さいごに


賞味期限は基本的には必須となる項目ですが、今回紹介したような劣化しにくい9種類の食品に関しては賞味期限の免除規定がされています。

しかし、企業によってはあえて賞味期限を表示したりもしているので、あくまでも任意の表示となっており、商品によってそれは様々です。

ただ、お酒に関しては基本的に賞味期限を表示していないメーカーがほとんどのような気がしますね。

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参考資料

味の素HP: 「賞味期限」と「消費期限」|お客様相談センター|味の素株式会社 (ajinomoto.co.jp)

食品表示基準Q&A(加工166): 統合版 (caa.go.jp)

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コメント

  1. 深田秀光 より:

    消費期限の表示をしなくていい物の中に入っていない物があるけど、何故表示していないのか?大丈夫ですか?

    • 深田秀光 より:

      消費期限を表示しなくていい物の中に入っていない物があります。何故表示していないのか?大丈夫ですか?因みにキノコのなめ茸の密封?の袋入りです。

      • 肥前 正宗 より:

        コメントありがとうございます。今回紹介した9種類とは違う種類の食品で消費期限が表示されていないものがあったという事でしょうか?小分けされたものであれば大袋などに期限が表示してあれば問題ないですが、本稿で紹介した9種類以外の加工食品であれば期限は表示しなければなりません。また、加工食品ではなく生鮮食品などは期限表示が不要になるのでその点は注意が必要です。