はじめに
この記事では実際に『食品衛生申請等システム』で届出申請を行い、その方法を説明しています。
この記事はこんな方向けです。
- アカウントは作成出来たが実際の申請の仕方がわからない。
- 届出の業種選択の仕方が判らない。
アカウントの作成方法については別記事で書いているので参考にしてください。
食品衛生申請等システムの届出申請方法(アカウント作成方法) | 肥前正宗 八百万瓦版サイト (hizenmasamune.com)
また自分が届出を行わないと行けない事業者かどうかの判断も別記事に書いているのでしたのリンクを参考にしてください。
法改正後に食品営業届出をする必要がある人の簡単まとめ | 肥前正宗 八百万瓦版サイト (hizenmasamune.com)
届出方法
ログイン
厚生労働省の『食品衛生申請等システム』のサイトを開いてログイン。
※ログインIDとパスワードはアカウントの作成時に設定したメールアドレスとパスワードです。
※アカウントの作成がまだの方は上にあるリンクを参考にしてください。
→リンク【厚生労働省:食品衛生申請等システム (mhlw.go.jp)】
ログインすると下の画像のような画面に進みます。
左側にある『営業の届出』をクリックして実際に届出を行っていきましょう。
店舗情報入力
ここからは実際に届出内容の入力説明です。
今回はなるべく簡単にするために最低限入力が必要な項目について説明します
新規届出
『営業の届出』をクリックするとこのような画面が出てきます。
下にスクロールしていくと『新規届出』という項目が出てくるのでそこをクリック。
自店舗情報入力
新規届出をクリックしたら画面が進みます。
あらかじめアカウント作成時に入力した内容がテンプレートとして記載されています。
下にスクロールしていくとお店の情報を入力するカラムがあるのでそこを入力します。
では実際に自分のお店の情報を入力していきましょう。
最低限オレンジ色でハイライトされた所は入力しましょう。
入力したら基本情報の入力は完了です。
届出内容入力
次に届出内容の入力をします。
入力内容はおもに次の二つです。
- 主として取り扱う食品又は添加物
- その他営んでいる届出内容
です。
主として取り扱う食品又は添加物の設定
ここでは自分のお店の主な業態を選択します。
『主として取り扱う食品又は添加物』の項目にある『選択』をクリックしてください。
↓
クリックするとこのような画面に進みます。
ここの『大分類』のプルダウンから自分のお店の業種を大まかに分類します。
↓
たとえばジュースや酒などを販売している方は『飲料、氷』などを選択。
↓
選択すると大分類に該当する具体的な品目コードが出てきます。
今回選択した『飲料、氷』だと114件分のコードが出てきました。
ただここで表示されるコードの名称はすべて表示されておらず、とっても使いづらいものでした。
厚生労働省はこの状況に気づいているのかな。。。改善して欲しい。
↓
大分類だけだと品目コードが多すぎるので、『名称』のカラムにキーワードを入れるとある程度絞られます。
今回は例として日本酒の販売を想定して入力します。
『名称』の項目に「酒」と入力して『検索』クリックします。
すると先ほど114件あったコード数が20件まで絞られました。
この中から日本酒に該当しそうなものを選ぼうと思っているのですが、これがまたどれを選んで良いのかわかりにくいんです。
とりあえず日本酒に一番近そうなコード番号「76231」の清酒を選択します。
↓
すると先ほどの基本情報入力画面に戻ってきます。
『主として取り扱う食品又は添加物』の項目に「76231 清酒」が表示されました。
営業の種類情報の入力
今度はメインとなる業種とほかの業種の入力をします。
たとえばコンビニなどは飲食店の営業許可の取得に加えて「食肉販売業(包装)、魚介類販売業(包装)、乳類販売業」などの届出をする必要があるのでここの項目で一気に該当する業種を登録しておくことが出来ます。
※複数の業種を選択せずメインとなる届出業種一つを選択するだけでも大丈夫です。(例:”コンビニ”だけや”乳類販売業”など)
『営業の種類/許可情報』にある『+』ボタンを選択してください。
↓
今回はとりあえず『主として取り扱う食品及び添加物』で入力した飲料の販売だけを登録します。
この『+』ボタンを押せばいくらでも登録できるので必要な場合追加してください。
これで届出業種の選択は完了です。
食品衛生責任者の設置登録
最後に食品衛生責任者の設置登録ですが、実は法改正後(令和3年6月1日以降)は食品衛生責任者の設置は許可業種も届出業種も義務となりました。
なのでこの項目に店舗の従業員のうちどなたかが何かしらの免許や責任者要請講習会の修了証を取得していないと行けなくなりました。
しかし入力する項目を見ると名前だけの確認みたいなので、実際に各保健所がどのように資格を確認するのかは疑問ですね。
【まとめ】届出業種でも食品衛生責任者は必要?わかりやすく解説 | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
確認
ここまで来たらあとは確認だけです。
入力した内容に問題がなければ『確認』ボタンを押して進んでください。
↓
進むと下のような画面に進むのでしたくスクロールしながら問題がないか、確認してください。
確認して問題がなければ『登録』をクリック。
登録
入力完了後の説明をします。
前の項目の確認が済んで『登録』をクリックするとこの画面に進みます。
↓
しばらくすると登録していたメールアドレスに厚生労働省からメールが来ます。
↓
ここまでで届出申請は完了です。
後日届出完了や不備等があれば管轄している保健所などから連絡が来ると思うのでその連絡を待ちましょう。
申請状況確認の仕方
自分が申請した届出の情報はアカウントのトップメニューにある『営業の届出』をクリックすると確認が取れます。
↓
先ほど申請したばかりなので『届出内容確認待ち』の状態ですね。
あとは保健所などから連絡の連絡を待つだけで大丈夫です。
まとめ
今回申請にかかった時間は約10分程度でした。
難しいと思っている方は全然難しくないので時間があるときにしていただいたらと思います。
届出は令和3年11月30日までに済ませておく必要があるので、そこだけは注意するようにお願いします。
【まとめ】食品の営業届出はいつまでが期限?食品衛生法改正をわかりやすく解説 | 肥前正宗 食品・グルメ情報サイト (hizenmasamune.com)
コメント
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[…] ※ちなみに食品衛生申請等システムの利用方法については別記事でも紹介しているのでそちらを参考にしてみてください。→食品衛生申請等システムでの届出方法とアカウント作成について […]
[…] →食品衛生申請等システムでの届出申請方法 […]
[…] →食品衛生申請等システムでの届出申請方法 […]